沖縄に在るからこそ、にもこだわりたい

これからのこと

こんにちは。Indigoディレクターの菊池です。

Indigoのこれまでとこれからをブログに綴っておりま

何回かのブログで触れたのですが、最初の何年かは「家具のオーダーの多くは沖縄県外から」でした。

それは狙ってやっていたことですし、「家具店」としてのポジションを確立するためにはどうしても必要なプロセスだったと振り返っても思います。

それからまた数年経った今ですが、実は県内の方からのお問い合わせ、オーダーの割合は当時とは比べものにならない割合になっています。本当にありがたいことです。

もちろん、沖縄の県内の方々が読む媒体に取り上げていただいたり、だんだんと口コミでお店のことをお友達にご紹介くださる方も多くいたりと嬉しい環境変化のおかげでもあります。

その一方で、「とにかく実績を積むために分母を日本中にしてWEBマーケに特化する」という方針から、「お店に来ていただいたかたに提供する『体験価値』にこだわる」というフェーズに入ったあたり、あとは沖縄県内の「お店の内装や什器制作」を多く受けることを始めたあたりにぐぐっと「県内」の方からの割合が増えていったように感じます。

これ、実はちゃんと経営の意思がありまして。

最終的なお店のヴィジョンとしては・・・。

・沖縄に合った心地よいライフスタイルを実践するお客様を応援したい

・沖縄を面白くするお店、事業者さんを応援したい

というものです。

これは先日のブログで紹介した「around the table by Indigo」や、お店など事業者さま向けのプロモーションの基本になっています。もっといえばこの経営意思というのは、沖縄での今、現在の豊かなくらしというものを具現化、言語化していくことに貢献したいということ。

1対1のお客様とのやりとりも大事にしながら、地元沖縄とどのように関わるのか、自分たちのスタンスを大きく、はっきりさせておきたいということは常に経営メンバーでも話をしてきていることです。

・県内で、新築やリフォーム、あるいは賃貸物件においてもオーダーで家具を作りたいと思った時に、身近な選択肢として在りたい

・沖縄の気候や、カルチャーにフィットしたり引き立たせたりする家具はどんなものかをお客様と考え、実績をシェアしたい

・沖縄で新規出店を考えた時に、「わからないことは多くても、まず相談する相手でありたい」

そうすることで、「沖縄の暮らしってなんかいいな」「沖縄には面白い、素敵なお店がたくさんあるな」ということに、少しずつでも貢献していきたいというのがIndigoがずっと大切にしている思いです。

一方で、私たち自身が、沖縄のみなさん、沖縄にやってくるみなさんから「うわぁ、そんなアイデアもあるんだ、素敵だな」と教えていただくこともたくさんあります。私たちより沖縄の素敵なエレメンツに感度高く触れていらっしゃるお客様がたくさんいて、尊敬したり、憧れたり、私たちも多くの刺激を頂戴しています。

こういうのは「地域に根差す」「地域と関わる」仕事の醍醐味といえます。

これからも、もちろん全国にご縁を広げながら、どんなふうに沖縄と関われるか、考え続けます。

密かに、街づくり、地域づくり、みたいなところにも関われたら楽しいなぁと思っています。

その話はまた機会を改めて。

コメント

タイトルとURLをコピーしました