「キッチン」と「ダイニング」暮らしの背骨のようなもの

これからのこと

こんにちは。Indigoディレクターの菊池です。

これまでずっとブログではIndigoの「これまでのこと」を中心に綴ってまいりましたが、だんだんと「これからのこと」も織り交ぜていきたいな、と思っております。引き続き、ゆるゆるとお付き合いくださいませ。

と書いておいてなんですが、ここ1、2年は特に、個人のお客様については、積極的に「キッチン」「ダイニング」まわりのことをご提案しています。Indigoのラインナップとしては新しいステンレスシリーズもご好評いただき、新築、リフォーム、家具の買い替えなど様々なかたちで「キッチン」「ダイニング」に関わらせていただいています。

お客様に納品のキッチンより。新築物件でシンクやコンロも組み込み。

ごく最近のことを言えば、コロナ禍であらためておうちの中のことを見直す方々も増えたということかと思うのですが、「キッチン」「ダイニング」に関するオーダーがますます増えている感覚を持っています。実際、個人的にも、ダインニングチェアを亮さんにオーダーするなど、私自身もSTAY HOMEしながら、家での食事時間をもっと「心地よくしたい」と感じた一人です。

「キッチン」「ダイニング」つまり、おうちでの食事に関わること、つまり、「何を食べるか」「どう食べるか(これには料理と食事、2つの意味でのHOWが入ってますね)」は、暮らしの背骨のような感覚があります(そういや「暮らしのおへそ」という素敵なメディアがありましたね、言い得て妙、です)。どうしても外へ外へ向きがちな私たちの暮らしの志向が、おうちの中の快適さ、健全さに向かい、見直す機会としては、STAY HOMEは象徴的なできごとだったのかなとも感じます。

もっと個人的なこと。

「キッチン」「ダイニング」というテーマへの愛着。

大学まで実家暮らし、社会人になって初めて「一人暮らし」をしました。それはそれはもう楽しみで(笑)、卒業をする1年前ぐらいから、どんな暮らしをするか、ということを想像しながら、準備を始めていました。一番多く、事前に手に入れていたものはなんと「キッチンツール」「食器」のたぐい。一人暮らしの準備とは思えないほど、キッチンツールを買い集め、食器は謎に5枚ずつそろえるという、徹底っぷりでした。母親からル・クルーゼやらグローバルの包丁やらも譲り受けたりで(いまでも使ってます)、新しく暮らしを始めるということは、あるいは理想の暮らしを整えるには「キッチン」から、ということがずっと感覚としてあったのだと思います。

もちろん道具を揃えるだけでなく、実際に料理をするのも振る舞うのも、大好きな行為で、反面、仕事が忙しく生活が乱れてくると、必ずここから崩れていくというのも「暮らしの背骨」を象徴しているように感じています。

様々、暮らしの在り方の見直しが迫られるご時世です。この時代は、もう少し続きそうな気がします。

だからこそ、お客様も、自分たちも「大事だと思える」暮らしの要素に、丁寧に向き合っていきたいと思うのです。

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